NEXTは、クラウドサービスの利便性を備えつつ、
お客様のニーズが高い機能を充実させております。
また、設備を用意することなくEDI自動連係を行うことができるため、取引の幅が広がります。
製造原価管理機能や需要予測機能を有しており、
廉価版のパッケージソフトウェアには無い食品製造業に特化した機能を
安価に導入することができます。
お客様の状況に合わせて必要な機能を選択してご利用することが可能です。
NEXTの特徴
システム概要図
製品の概要
充実したEDI運用機能
- ■ 運用機能①
- システムにログインすると、当日行うEDI受注業務の一覧が表示されます。スケジュール通りに自動連係され上から順番に処理を進めるだけで運用が可能です。
- ■ 運用機能②
- 自動連係された受注情報をもとにピッキングリストやチェーンストア統一伝票の発行も行うことができます。
製造原価管理を実現
- ■ 入荷時点でロット別在庫を生成
- 在庫管理の入り口である仕入入力、製造完了入力の際に同一商品でも賞味期限毎の入荷を行うことで賞味期限毎のロット別在庫データが生成されます。
- ■ 製造コストの見える化を実現
- レシピをもとに製造完了入力時に内部処理にて原料の先入先出しを自動で行います。
手動による賞味期限毎の原料出荷引き当てを行うことも可能です。
この情報から製造原価を算出できます。
過去データから需要予測
- ■ 需要予測データ生成
- 過去の出荷や在庫の情報にイベント係数を掛けることにより出荷予測データと発注点を生成します。
- ■ 需要予測データ保守
- 生成された出荷予測データに対して商品毎の変動要素を加味し出荷予測データの修正を日毎に行うことができます。
- ■ 未来の在庫をシミュレーション
- 出荷予測データや理論在庫を、商品物流情報をもとに未来の在庫をシミュレーションすることが可能な発注予測リストを出力することができます。
オプション
EDI発注連携機能、NEXT-BI など
お客様の声
業務用食材卸の老舗企業がRPA自動受注、
EDI発注システム導入で働き方改革を実現
株式会社渡辺海苔店様
焼き海苔、厚焼玉子の加工・卸販売や、寿司用食材の卸販売を食品専門商社や量販店、回転寿司チェーンやコンビニエンスストアなど、様々な分野の得意先に展開しています。販売形態としては自社加工した商品や仕入商品を販売拠点に在庫し、得意先の注文に応じて出荷を行うという内容です。これらの処理をRPAによる受注自動化、調達処理のEDI化でのチェック作業大幅削減で、働き方改革を実現したプロジェクトです。
- 導入前の問題点
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日々のEDI受注及び毎月の買掛処理に膨大な時間がかかっていた
得意先からEOSやWEB-EDIによる受注処理が全拠点で毎日40件程度存在し、手作業による受注処理及び出荷帳票の発行を行っていた。1件あたりの処理時間は10分程度だが、これが毎日10件となると膨大な処理時間となっていた。
買掛処理では仕入先からの納品書及び請求書をもとに仕入単価チェックを行っており、全拠点での作業量は月間で、延べ12人程度発生していた。こちらにおいても膨大な作業時間の発生が常態化していた。 - 導入の経緯
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現在の人材の有効利用及び将来的な人材難にそなえた「働き方改革」が急務
昨今、「働き方改革」というワードをよく目にするようになって久しく、将来的に人材の確保が非常に難しくなってくることは目に見えている。それに備え、単純作業が得意なRPAの導入によるEDI受注の自動化、及び膨大な時間を割いていた買掛処理をEDI化することで仕入先との発注・仕入・支払の処理をデータ一元管理することで両者間の齟齬がなくなり、チェック作業を削減することによる作業量の大幅な削減で「働き方改革」を実現することが急務となっていた。
- 選定理由
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比較的安価なシステムコストによる運営が可能である
● NEC製のRPAを導入することにより、他社に比べて安価なランニングコストとなる。
● 仕入先にシステム利用料を負担頂くことで発注EDIシステムの利用料を賄える。
● EDI発注システムとのシームレスな連携が行える。
● EDI発注システムとの連携実績がある。 - 成功のポイント
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とても簡単でだれでもが運用が可能な操作性を実現
RPAによるEDI受注の自動化については、一度設定してしまえば、受注、出荷帳票発行という処理を決まった時間に行うため、単純な作業量の削減となる。
買掛処理のEDI化についてはEDI発注システムを導入することにより、今まで通りの発注入力を行うだけで自動的に連携することができるとともに、仕入先からの納品情報の受領により、入荷精度が向上する。また、それらの入荷情報をもとに支払案内を行うことで請求書との突合がなくなる。 - 処理イメージ
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RPAによるEDI自動受注及びEDI発注システムとのシームレスな連携
青果仲卸特有の機能をカスタマイズ対応することで
「オフコン」から「クラウド」への移行に成功
有限会社テイスティ伊藤様
石巻青果花き地方卸売市場の仲卸として青果店小売店や量販店などさまざまな分野の得意先に卸販売を行っています。これまではオフィスコンピューター(略称オフコン)の販売管理システムを運用していましたが、機器の老朽化に伴うサポート終了に直面したことで「クラウド型販売管理システムNEXT」を選択し「販売管理システム設備のコンパクト化」を目指して取り組んだプロジェクトです。
- 従来のシステム運用と課題
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旧型オフコンならではの限られた機能によりシステム運用に支障が発生
従来の販売管理システムの基盤はパソコン黎明期に導入したオフコンであり、インターネットにも接続しておらず、インターネットやメールによる受注は別なパソコンから必要情報を印刷し販売管理システムへ登録する必要がありました。また、すべての帳票出力は複写式伝票(現在は使用頻度が低い)発行と兼用のドットインパクトプリンタを使用しており、ページプリンタと比較すると印字スピードも遅く、それが日常運用に直結していました。さらに印刷プレビュー機能がないため、必要帳票はすべて印刷してファイリングするため、それらの保存スペースも確保する必要がありました。
仲卸としての処理として、市場の青果組合員と売買した販売実績を精算を行うため組合事務局に渡していましたが、オフコン導入当時からフロッピーで行っており、これらの受け渡し方法の再検討にも迫られていました。 - 導入の経緯
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システムの設備投資を極力おさえた導入を検討
機器の老朽化にともない後継のオフコンへの移行も検討しましたが、機能アップを見込めない状況での初期導入費用、機器点検保守費用が費用対効果として割高と感じ、導入に対して二の足を踏んでいました。そこへ運用やデータベースレイアウトを熟知した既存のシステムベンダーである(株)SJCの「クラウド型販売管理システムNEXT」を紹介されました。
- 選定理由
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最低限の設備投資とランニング費用の低減
● インターネットへ接続できるパソコンがあれば運用を開始できる。
● 帳票出力は既存プリンタへの出力が可能で設備投資を抑えられる。
● 帳票出力の印刷プレビュー・ファイル保存機能によりペーパレス化が推進できる。
● データ移行や運用にあわせたカスタマイズが可能である。
● 機器の点検保守費用が抑えられるためランニング費用の低減が可能である。 - 成功のポイント
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シンプルな操作性とスムーズなシステム移行
基本的な販売管理システムの機能に仲卸ならではのデータ連係機能を盛り込み、シンプルな操作性により従来システムとのギャップを埋めることに成功しました。また、オフコンのマスタやデータもクラウド上のデータベースに移行できたため、運用側では移行に伴う作業が一切かかりませんでした。
- 処理イメージ
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クラウド環境による外部とのデータ連係を実現
震災復興を進める水産会社が「NEXT」を選択
未来対応を見据えた柔軟なシステムを実現
株式会社二印大島水産様
気仙沼の生鮮魚介卸・水産加工業を営んでおりましたが、東日本大震災で壊滅的被害を受けました。その経験から高台に最新鋭の設備を要する新工場を設立し「復活」ではなく「創造」を目指し稼動を開始しました。それに伴いこれまではオフィスコンピューター(略称オフコン)の販売管理システムを運用していましたが機器の老朽化に伴うサポート終了に直面したことで「オンプレミス型販売管理システムNEXT」を選択し未来対応を見据えたシステム構築に取り組んだプロジェクトです。
- 従来のシステム運用と課題
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旧型オフコンならではの限られた機能によりシステム運用に支障が発生
従来の販売管理システムの基盤はパソコン黎明期に導入したオフコンであり、インターネットにも接続しておらず、インターネットやメールによる受注は別なパソコンから必要情報を印刷し販売管理システムへ登録する必要がありました。また、すべての帳票出力は複写式伝票(現在は使用頻度が低い)発行と兼用のドットインパクトプリンタを使用しており、ページプリンタと比較すると印字スピードも遅く、それが日常運用に直結していました。さらに印刷プレビュー機能がないため、必要帳票はすべて印刷してファイリングするため、それらの保存スペースも確保する必要がありました。
加工場と事務所とのコミュニケーションにおいて製造指示や出荷指示を行う為のシステム出力帳票は情報量が足りずに内線電話にて補足する必要がある点と、それら帳票を人力で運搬するという非効率な運用が行われている点が大きな課題となっていました。 - 導入の経緯
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最新鋭工場の稼動にあわせた運用の効率化を検討
最新鋭工場の建築計画の段階から、課題だった加工場と事務所とのコミュニケーションの効率化を議論していました。後継のオフコンへの移行も検討しましたが抜本的な運用の効率化を検討した場合既存のソフト資産は逆に足枷になるとの見解をもっていました。そこへ運用やデータベースレイアウトを熟知した既存のシステムベンダーである(株)SJCの「オンプレミス型販売管理システムNEXT」を紹介されました。
- 選定理由
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カスタマイズにより既存機能を踏襲し運用効率化を実現
● 既存機能である不定貫管理や市場への委託販売機能を柔軟なカスタマイズでカバーできる。
● 加工場と事務所での非効率運用が新工場のネットワーク構築に伴い抜本的に解消できる。
● スムーズなシステム移行が可能である。
● 帳票出力の印刷プレビュー・ファイル保存機能によりペーパレス化が推進できる。
● 既存システムに備わっていた煩わしい日次や請求更新等運用を廃止できる。 - 成功のポイント
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柔軟なカスタマイズ対応とスムーズなシステム移行
基本的な販売管理システムの機能に水産加工業ならではの機能を盛り込み、シンプルな運用や操作性により従来システムとのギャップを埋めることに成功しました。また、オフコンのマスタやデータもオンプレミスサーバーのデータベースに移行できたため、運用側では移行に伴う作業が一切かかりませんでした。
- 処理イメージ
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加工場と事務所との効率的なコミュニケーションを実現
導入の流れ
仕様
- 動作環境(PC)
- OS:Microsoft Windows (Windows10以上)
ブラウザ:Microsoft Edge、Google Chrome - ※動作環境
(Tablet・SmartPhone) - OS:Android、iOS
ブラウザ:Google Chrome、Apple Safari
※専用機能のみ