おいしさの「見える化システム」IoT活用事例

コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。 さらに本技術では「おいしさ」という定性評価も行う。

人間の脳が行っている知的な作業をコンピュータで模倣したソフトウェアやシステム=人工知能のこと。 具体的には、人間の使う自然言語を理解したり、論理的な推論を行ったり、経験から学習したりするコンピュータプログラムなどのことをいう。
連携企業紹介
株式会社SJC
 株式会社SJC(旧社名:仙台商工団地情報処理センター)は、1973年(昭和48年)、“杜の都仙台“の東部に位置し、東北の流通拠点として多業種の企業が集まった総合流通団地に、地元企業の経営効率化のための共同計算センターとして設立されました。
 弊社は、地域社会に密着したシステム作りを経営の基本とし、「ソリューションサービス事業」、「ソフトウェア開発サービス事業」、「データセンターサービス事業」の3つを柱に、小売、卸売、外食、物流、農林水産など、流通業に特化した情報処理サービス企業として、お客様の成長に貢献できるよう努力してまいりました。

 2010年頃から「画像認識」「画像処理」「組込技術」習得のため、「東北大工学部IIS研究センター」等へ社員2名を技術習得のため参画、各種展示会等においてデモなどを行っておりました。
(展示会出展の様子)
 農業との関わりは、震災後「東北スマートアグリカルチャ研究会(略称:T-SAL)」に参加するところから始まります。T-SALは、平成22年秋に東北大学大学院農学研究科と東北大学大学院工学研究科情報知能システム研究センタで実施した、「地域組込み産業の振興と農業のIT化」についての情報交換会がベースとなり、東日本大震災を経て、平成24年2月に正式に発足した研究会です。
 本研究会のメンバーは、農産物の卸売事業者や農業ベンチャー、農業法人、農家などの農業関連組織、地域IT関連企業、大手エレクトロニクスメーカ、通信キャリアなどのIT関連企業、東北大学農学研究科/工学研究科、東北学院大学、鶴岡工業高等専門学校による学校関連組織が中心となって運営しています。本研究会参加間もない2013年4月、仙台市経済局委託事業「IT活用による農業支援事業(緊急雇用創出事業実施要綱に基づく)」を、弊社が中心となり、地元IT企業様、東北大学農学部様のご支援の基、2014年3月まで実施させて頂きました。

- 事業の目的 -
日本の農業が抱える本質的な課題である「農業就労者の高齢化」、「地域過疎化」、「輸入農産物との競争激化」。これらを解決するために「センシング」「アクチュエーション」などによる農業の高度化(農業のIT化)に大きな期待が向けられています。
本事業では、農業のIT化において、注目が集まる植物工場に代表される「環境制御型」農業ではなく、地域毎の気候要素と特産品を含むその地域の農産物の生産性向上に農業ITを活用するアプローチである「環境付随型」農業でこれらの課題解決を図ることを目標としております。新規雇用者の人財育成面においては、約1年間の農業ITシステムの開発、並びに実証試験を行いながら、農業ITマイスターとして下記のような人材の育成を目標とします。
・ 農業とIT両方の知識、スキルを保有する人材
 1. 農業における圃場設備の基礎知識
 2. 農作物生産の基礎知識
 3. 農業管理システムの操作知識
 4. 農業管理システム設置にかかる、設置条件の知識
 5. 無線LAN等の設置技能
・ 今後求められる製品やサービスを自ら主体的に考えられる人材
(実証フィールド)
 上記委託事業に多く寄せられた、農業×ITへの可能性に対する声を踏まえ、2014年4月「Smarno(すまーの)」という農業支援サービス事業を立ち上げました。
「Farmoni(ファーモニ)クラウドサービス」は、農業支援事業の一つとして、環境データを各種センサーで取得~閲覧可能とするサービスです。
地元仙台、宮城を中心にお陰様で数か所ご導入頂いております。
 今回、本事業に参画させて頂く機会を頂いたことに心から感謝させて頂くとともに、弊社としましては、これまで実施させて頂いた「ITを活用することによる、若手営農者の新規参入」を本事業により更に推し進めて参りたい、と考えております。
本事業推進に向け全力で取り組んで参りたいと思いますので、何卒宜しくお願い申し上げます。